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Quique Sinesi / Melodía Aérea ソラノオト《CD》※9/28(土)発売

¥2,750 税込

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※ご試聴リンク
https://quiquesinesi.bandcamp.com/album/melod-as-a-reas

キケ・シネシの新作『Melodía Aérea /ソラノオト』は、彼の最高傑作になるという予感がありました。聴こえてくるギターは柔らかく自由に解き放たれ、流れるように美しい旋律は円熟したアーティストがたどり着いた境地のような豊潤さ感じます。

今作は20世紀初頭のプラハで生まれた詩人リルケの書簡集「若き詩人への手紙」からインスパイアされて生まれたもので、手紙の中でリルケが語った言葉に深い感銘を受け、そこからリルケの10通の手紙について10曲の楽曲をつくるというアイデアが生まれました。表現者にとってもっとも重要なことを説くリルケの言葉からキケに詩的なインスピレーションが湧きあがり、毎朝自分のまわりにたくさんのメロディが流れていることを想像し、宙にあるその音の一つひとつを捉え、心の内面から浮かんでくるフレーズを書き留めていきました。

キケは、本作において7弦ギターを中心にしながら、エレクトリック・ギターやフレットレス・ギター、ピッコロ・ギター、ロンロコなどを弾き分けながら曲想やイメージを音に置き換えていきます。あらゆる音色や響きを自在に表現する彼の奏法はやはり唯一無二のキケ自身の音がします。1曲目から円熟した音の世界が広がり、もはやそこには自我や自尊心という類のものは見当たらず、ひたすら身の回りの宙(そら)に浮遊する音の断片を弦の響きに置き換えているかのように響きます。

詩人リルケの言葉をインスピレーションの源に、詩的イメージで創造した10曲の「Melodía Aérea」と、それぞれ違う楽器による4つの即興曲「Fantasía Aérea」、そしてキケならではの優美な小品「Celeste」を加えた、書下ろしの新曲全15曲を収録。

世界初のCD化で、bar buenos aires レーベルから国内盤としてリリースされます。ライナーノーツをresonance music / bar buenos aires 吉本 宏が手掛けました。

01.Melodia Aerea I (Te de brisa y luz)
02.Melodia Aerea II (Mar Alado)
03.Melodia Aerea III (Manto Azul)
04.Melodia Aerea IV (Grillos de sol)
05.Melodia Aerea V (Sueno naciente)
06.Melodia Aerea VI (Aljibe de miel)
07.Melodia Aerea VII (Ambar de Rilke)
08.Melodia Aerea VIII (Golondrina Arcoiris)
09.Melodia Aerea IX (Alba Cristal)
10.Melodia Aerea X (Pasionaria)
11.Fantasia Aerea I (El vuelo)
12.Fantasia Aerea II (Tangueada)
13.Fantasia Aerea III (De la tierra)
14.Fantasia Aerea IV (Del Aire)
15.Celeste

total playng time : 43'56‘’

Quique Sinesi plays 7 Strings Spanish Guitar
Except:
Electric Guitar on track 6
Electro-Acoustic Guitar on track 8
Piccolo Guitar on tracks 8, 9
Acoustic Guitar on track 11, 14
Fretless Guitar on track 12
Ronroco on track 13

Recorded in Buenos Aires (Villa Crespo) Argentina between January and February 2024
Recorded and produced by Quque Sinesi (Sinesi Home Studio)

キケ・シネシ / Quique Sinesi
1960年3月、ブエノスアイレス生まれ。 タンゴやフォルクローレをベースに、ジャズ、クラシックなどを織り交ぜ詩情にあふれた演奏を聴かせるギタリスト。7弦ギターをメインに、チャランゴ(南米アンデス地方の伝統的弦楽器)、ロンロコ(チャランゴより大きい)、ピッコロ・ギター(高い音域のギター)、そしてアコースティック・ギターを卓越した技術で自在に弾き分け、イマジネーション豊かに瑞々しい音色を響かせる。
ソロアルバムとしては1996年『Cielo Abierto』、1998年『Danza Sin Fin』を録音。2012年には、盟友でもあるカルロス・アギーレとのデュオ・ツアーで初来日。そのツアーで訪れた日本の7つの都市の印象を描いた楽曲で構成された『7 sueños(7つの夢)』と、大切な家族への想いを綴った楽曲を中心に構成された『Familia(家族)』の2枚組のアルバムを2014年にbar buenos airesからリリース。2018年には、『Pequenos mensajes sonoros 〜小さな音のことづて』のリリースに合わせ単独では初の日本ツアーを行い、そのときの東京公演を収めたライブ・アルバム『Live in Tokyo』をリリース。2023年には同じくギタリストである息子のアウグスト・シネシとともに『Sinesis Duo』を制作、2024年9月に新作『Melodía Aérea』を発表。

その他のキケ・シネシの作品
CDブック 『euphoria GRIS』には、キケ・シネシが札幌滞在時の思い出を音に綴った書下ろし曲「 Memoria de Sapporo」を収録しています。
https://rmusic.base.ec/items/86073300

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