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Sergio Díaz De Rojas / Muerte en una tarde de verano 《CD》

¥2,750 税込

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※ご試聴
https://youtu.be/RzEAmTfR8iI


どこか秘境の集落にいるようなざわめきと鳥の声、流れ始めるピアノの最初の一音を聴いただけでその世界に引き込まれる。セルジオ・ディアスの音楽は、雄大な映画を見ているような、何気ない毎日を詩人の目で見ているような、音楽という枠を超えた音で描く散文と言ってもいい新しい作品。

1994年生まれペルー出身。音楽一家に生まれ育ったセルジオは、幼少のころから、ピアニスト&作曲家の祖父オットーとその妹エルサから音楽の手ほどきを受け、クラシックピアノを習い続け、バッハとショパンに傾倒していきました。

ところが、セルジオが14歳のとき、音楽の師であるオットーが自死。まだ若かったセルジオはその真意をきちんとは理解できず、15年の月日が流れ、パンデミックで多くの死と直面して、ようやく彼の中で心の中にずっと溜まっていたものを形にする時が訪れたのです。アルバムタイトルは『夏のある昼下がりの死』。

そんな背景を知って驚くのは、成り立ちとアルバムの持つ印象の大きな違い。このアルバムには死を感じる暗さはほとんどありません。それは、セルジオの死の解釈が暗く悲しいものではなく、生への喜びをかみしめるきっかけであったに違いないと思います。

曲名を和訳すると、始まりの曲は「夜明け」その後「手作りの花瓶に飾られたドライフラワー」「パッションフルーツ / 渓谷」「絵葉書やお土産を入れた箱」「彼女を抱きしめることで私は許しを学んだ」「オットーとエルサに捧げる歌」「植木鉢のあいだに隠れる猫」「孤独についての短いエッセイ」「雲間に溶けた約束」「ピアノに置かれたグラスワイン」そして最後は「海辺の夕暮れ」。タイトルを読むだけで、彼の日々をのぞきこみ、そこへ入って一緒に佇んでいるような気持ちになります。

いくつものエフェクトとリアルな演奏と細やかなノイズ音、さまざまな技術が凝縮されて完成したサウンドは、遠くから近くから、そして360度いくつもの方向から聴こえてくる、さながらドルビーサラウンドで映画を見ているような独特のミックス。

一音で引き込まれた驚きをもった気持ちは、やがて憧憬へと変わり、最後には大切な何かを思い出させてくれるでしょう。


Track Listing
01 Amanecer (Prefacio)
02 Flores secas en un jarrón hecho a mano
03 Maracuyá / Barranco
04 Nuestra caja de postales y otros recuerdos
05 Holding her is where I learned forgiveness (feat. Lo-Fang)
06 Canción para Otto y Elsa
07 El gato escondido entre las plantas
08 Breve ensayo sobre la soledad
09 Promesas que se disuelven entre las nubes
10 Una copa de vino sobre el piano
11 Atardecer a orillas del mar

All songs written, arranged and produced by Sergio Díaz de Rojas
‘Holding her is where I learned forgiveness’ written by Hanakiv and Lo-Fang

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